インターネットの光回線を利用する場合、自宅に光ファイバー回線を引き込む工事をし、引き込んだ光ファイバーと接続するための光コンセントを設置して使用することになります。
では、持ち家ではなく賃貸物件でこの光コンセントを設置していた場合、退去する時にはそのままにしておいていいのでしょうか?
賃貸物件における光コンセントの撤去|外し方について
賃貸物件を解約する時に光コンセントを外さなければならないか、そのままでいいかは、持ち主である大家によって違いがあるため、まずは確認する必要があります。
契約内容に、退去時には原状復帰をすることが含まれていたり、光回線を解約する際に事業者から撤去工事をするように言われていたりする場合は、光コンセントの撤去工事をしなければなりません。
大家さんによっては、次の人にも使ってもらえるのでそのままでいいと言ってもらえる場合もあります。
原状復帰の中に、光コンセントの撤去も含まれているかという点は、改めて大家さんに確認しましょう。
光コンセントを撤去しなくてもいい場合は、ケーブルを引っ張って抜くだけでいいので、自分で取り外すことができます。
同じように、光コンセントも自分で撤去することも可能なのではと思う方もいるかもしれません。
ただ、光コンセントは壁に穴を空けて設置してあることが多く、また、デリケートなケーブルを外す作業は一般の人には難しいため、自分で外そうとすると失敗してしまう可能性があります。
賃貸物件における光コンセントの撤去|自分で撤去できないときの対処法
では、自分で撤去することができない光コンセントはどうしたらいいのでしょうか。
対処法としては、契約している業者に依頼して、専門の担当者に撤去してもらうのが一般的です。
ほとんどの業者では、光回線のサービスを解約する際に、一緒に光コンセントを撤去する工事を依頼することができます。
工事に立ち会う必要があるので、都合のいい日にちを調整し、当日は30分から1時間ほどで工事が完了します。
光コンセントを撤去する場合にかかる費用は、業者によって違いがあり、一般的に10,000円から20,000円前後となっています。
手続きを依頼する時に、料金についても確認することをおすすめします。