暖房器具を利用しても、賃貸の部屋が寒いと感じることはありませんか。
そんなとき、まずは原因を探ってみましょう。
ポイントをおさえて対策すると、暖かく快適に過ごすことが可能です。
今回は、賃貸の部屋が寒いときの原因と対策についてフォーカスします。
あなたの大切なプライベート空間をより充実させるため、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
賃貸の部屋が寒いと感じたら?まずは原因を探ろう
賃貸の部屋が寒いと感じたら、やみくもに対策する前に、まずは原因を探すことが大切です。
では、賃貸の部屋が寒くなる原因とは、何なのでしょうか。
それは、冷気が中に入りやすく、暖気が外に逃げやすいという熱移動の現象にあります。
さらに熱移動に関していうと、冷気は床へ、暖気は天井へ移動する性質も。
これは、コールドドラフト現象と呼ばれています。
熱移動は主に窓・床・ドア(玄関)で発生するため、あなたの部屋で、このような現象が起きている場所を探してみましょう。
そこをピンポイントで対策することによって、あなたの部屋の断熱性アップが期待できます。
部屋が寒いときに賃貸でも可能な対策をチェック
続いて、部屋が寒いときに賃貸でも可能な対策について、先述した原因となる場所別にご紹介します。
窓・ドア
●断熱シート
窓のサッシやドアに貼りつけます。
熱伝導率の高い鉄製品は冷気を通しやすいため、違いがよくわかるでしょう。
●すきまテープ
窓やドアのすきまに効果的です。
100円ショップでも入手できます。
見落としがちなドアのポストにも利用してみましょう。
●緩衝材(プチプチ)
窓に貼りつけると、二重窓のような効果が得られます。
●カーテン
外からの冷気を防ぐために、ビニール製の断熱カーテンの利用もオススメです。
※1Rの場合は、入口へのパーティションやのれんの設置も有効。
床
●アルミシート
カーペットの下に敷くと、保温効果がアップし、底冷えを防いでくれます。
●ホットカーペット
低い位置で利用する暖房器具のため、床にながれる冷気を暖め、効率的に室温を上げてくれます。
サイズ展開が豊富で、利用しやすいのも特徴です。
●スリッパ
カーペット以外の場所を歩くときは、防寒用の暖かいスリッパやルームシューズを利用すると、より快適に過ごせます。
とにかく足元を冷やさないことが快適に過ごすためのコツです。