賃貸のレンジフードを安全に外すには?失敗しない外し方と掃除方法を紹介
賃貸に住んでいると退去時のことも考慮しなければならないため、定期的な掃除は欠かせません。
しかし多くの人が掃除を避けたくなる面倒な箇所もあり、レンジフードがその一つとして挙げられます。
汚れを放置すると換気機能が低下し、油を含んだ蒸気を吸い込みきれずキッチン周りが油でベタベタになってしまうことがあるので注意が必要です。
今回はレンジフードの外し方と効果的な掃除方法について紹介します。
賃貸のレンジフードの外し方を種類別に紹介!安全に外す方法とは
レンジフードとは、換気扇と覆い(フード)がセットになったものです。
フードは深型・整流板付・浅型の3種類に分けられ、外し方がそれぞれ少し異なります。
電源を必ず落としてから、フードのタイプに合わせてフィルター・換気扇の順番で外していきましょう。
掃除するときは新聞紙やレジャーシートなどを敷き、外したネジや部品の置き場所を作っておくと汚れ・紛失防止になるので安心です。
深型は換気扇が隠れるようにフィルターが全面に取り付けられたタイプで、フィルターは上にずらすと取り外せます。
整流板付きは、レンジフードの底部に油や煙の吸い込みを良くするための金属板が取り付けられたタイプです。
整流板はストッパーを外すか、ネジで固定されていれば緩めて取り外し、そのあとにフィルターを取ります。
薄くてコンパクトな浅型タイプは、ネジでフィルターが固定されているものが多いので、ドライバーや手で緩めて外しましょう。
換気扇はプロペラファンとシロッコファンの2種類に分けられます。
扇風機の羽根のような形がプロペラファン、多数の細い羽根が筒状に取り付けられているものがシロッコファンです。
どちらのタイプも手順は同じで、周りのカバーを取り外してファンの中心のつまみを緩めて外すと、ファンを引っ張り出せます。
ファンは油で滑りやすいので、けが予防もためにもゴム手袋を装着してゆっくり取り外すのがポイントです。
解体して戻せるかどうか不安な人は、外した順番に並べておくことをおすすめします。
賃貸のレンジフードの外し方!効果的な掃除方法を紹介
フィルターとファンの汚れは、お湯と洗剤または重曹などを使ってつけ置きして油を浮かせるのがポイントです。
シンクやビニール袋の中に部品を入れ、15分~30分程度つけ置きした後にこすり洗いしましょう。
部品の細かい汚れには歯ブラシを使うと便利です。
頑固な汚れの場合、部品に洗剤を付けてキッチンペーパーを全面に被せたまま30分放置すると汚れが落ちやすくなります。
解体した部品は、故障防止のために完全に乾かしてから戻しましょう。