今年も大掃除の季節がやってきましたね。
大掃除で最も大変で手がかかるのが台所関係です。
中でもレンジフードは大きさもあるので毎年苦戦する場所なのではないでしょうか。
そこで今回は賃貸物件のレンジフードの汚れの原因や掃除方法についてご紹介したいと思います。
レンジフードの掃除のカギとなる汚れの原因とは?
レンジフードの汚れの原因は、調理中の蒸気に混ざる「油」とそこへ付着する「ほこり」です。
吸い上げられた油がフィルターやファンにこびりつき、そこへほこりが付着して溜まり、べたべたした汚れとして蓄積されていきます。
これがレンジフードの汚れの二大原因ですね。
レンジフードの掃除方法は?
賃貸物件に取り付けられているレンジフードは種類も様々で、大きく分けて「浅型」「深型」「整流板つき」の3タイプがあります。
種類によって取り外し方も異なり、中には手をけがしてしまう場合もあるので、まずは取扱説明書などで外し方を確認しておきましょう。
それでは掃除方法をご紹介します。
レンジフード掃除の準備物
●アルカリ性洗剤又は重曹スプレー
●ビニールシートまたは大き目のナイロン袋
●新聞紙
●スポンジ
●歯ブラシなど小さめのブラシ
●雑巾
シンクに水をためて洗い場の準備
まずは排水口から水が出ないようにシンクをビニールシートなどで養生し、水をためて洗い場を作ります。
また、乾かす場所やレンジフード下にも新聞紙を敷いて準備しておきます。
フィルターの掃除方法
フィルターを外して先ほどのシンクに入れ、アルカリ性洗剤又は重曹スプレーをかけ5~10分程度置き、水で洗い流して十分に乾かします。
汚れがひどい場合は、水で洗い流す前にスポンジや歯ブラシで軽くこすり洗いしましょう。
ファン(シロッコファン)の掃除方法
先ほどの水をためたシンクにアルカリ性洗剤を適量入れ、そこへ外したファンを入れて30~40分程度漬け置きます。
時間経過後に汚れが浮いてくるので、歯ブラシなど小さめのブラシで擦り落としましょう。
落ちにくい部分は洗剤を追加して試してみてください。
汚れが取れたら水で洗い流し、十分に乾かします。
レンジフードまわりの掃除方法
ファンを漬け置きしている間に、フィルターやファンを取り外した後の箇所やレンジフードの表面を掃除します。
取り外した後の周辺箇所にはやはり二大原因による汚れがあるので、アルカリ性洗剤等をスポンジに含ませ汚れを取り雑巾で水拭きします。
レンジフード本体は、洗剤や重曹スプレーを使って雑巾で拭くだけできれいになります。