一人暮らしを始める際には、わくわくしながら物件を探したり、部屋のインテリアを想像したりと夢がふくらみますよね。
しかし一人暮らしをするためには、ある程度の予算が必要です。
生活をスタートするためにはどれくらいのお金が必要なのか、前もって知っておく必要がありますよ。
そこで今回は、一人暮らしを検討している方へ向けて、必要な初期費用とはどれくらいなのか、また金額を抑えるコツもご紹介します!
一人暮らしに必要な初期費用の内訳とは?最低いくら準備すべき?
まず初期費用の内訳とはどのようなものなのか、契約から生活をスタートさせるまでを順番にご説明しますね。
契約時に必要な費用とは
●敷金・礼金…それぞれ家賃の1カ月分
●前家賃…家賃の1カ月分
●日割り家賃…入居した日から月末までの日割り計算
●不動産会社の仲介手数料…家賃の1カ月分
●鍵の交換にかかる費用…約15000円
●火災保険料…約15000円
これらを合計すると、まず物件を契約する際には、家賃の最低4カ月から5カ月分の初期費用が必要です。
引っ越しにかかる費用とは
引っ越し業者に依頼した際には、基本料金と実費の合計を支払います。
荷物の量や運ぶ距離、また時期などによって変わりますが、約5万円から10万円が相場です。
生活をスタートさせるために必要な費用とは
●ベッド・タンスなどの家具…約40000円
●炊飯器・冷蔵庫・電子レンジなど食に必要な家電製品…約50000円
●テレビ・洗濯機・掃除機など住に必要な家電製品…約60000円
これらを合計すると、最低150000円はかかります。
仮に家賃50000円の物件ですと、最低でも約400000円の初期費用が最低かかりそうですね。
一人暮らしに必要な初期費用がない場合の対処法とは?
では準備できるお金がない場合、対処する方法がないのでしょうか。
実は初期費用を抑えるコツがいくつかあります。
手持ちがない場合は、次のような方法で節約しましょう。
●家賃を抑える
●敷金や礼金がいらない物件を探す
●仲介手数料が安い物件を選ぶ
●日割り家賃を抑えるために月末に入居する
●荷物を減らして引っ越し代を抑える
●家具や家電製品はディスカウントショップで購入する
敷金・礼金・仲介手数料は家賃を基本に金額が決まるので、そもそも家賃の安い物件を選べば、契約時の費用は抑えられます。
また荷物を最小限にすれば引っ越しの費用は安くなりますし、家具や家電製品は引っ越し先の地域にあるホームセンターやディスカウントショップで購入すれば、ずいぶん初期費用を安くできますよ。