分譲賃貸ってなに？
分譲賃貸は、もともと貸す目的ではなく一生住める家として建築されたマンションのことで一般的な賃貸マンション、アパートと比較して構造がしっかりしており、設備も充実しているのが特徴です。
分譲賃貸で貸す人ってどんな人？
・住む予定で購入したが、諸事情（転など）で住めなくなった。
・新たに家を購入したので売却せずに所有している
・不動産投資目的で購入した。
・分譲マンションの購入者が見つからないため分譲業者が賃貸に出している。
通常の賃貸物件となにが違う？
普通の賃貸マンションとの大きな違いは、分譲賃貸マンションはマンション自体の所有者とは別に、部屋ごとにオーナーが存在する点。
賃貸マンションは大家が物件全体（建物、敷地）を所有するが、分譲賃貸マンションの場合はそうではなく、同じマンションでも物件（部屋）ごとに大家が存在し部屋を使用するための賃貸規約、建物の共用部を使用する為の規約があるのがあります。
１０１号はAさんが賃貸で借りていても横の１０２号は購入して住んでいるBさんとなるケースが多いので隣人トラブルなどは自分で対処しないといけないようなケースもあります。
分譲賃貸のメリット
■建物のグレードが高く、設備などもハイスペック
分譲賃貸マンションは、一生または長期間そこに住むことを目的に購入する人がターゲット。
そのため、一般の賃貸物件と比べ内装や設備はハイスペックなものがそろっており、共用部分も贅沢な仕様になっている物件が多い傾向。
■耐震構造や防音性に優れている
上記と同様の理由で、分譲賃貸マンションは構造がしっかりしているという特徴がある。
一般的な賃貸物件よりも耐震性や耐火性に優れ、壁や床も厚いため防音性も高い物件が多い。安心して住みやすい設計になっている点も、人気が高い理由のひとつといえるだろう。
■管理人が常駐している物件が多い
物件にもよるが、分譲賃貸マンションは管理人が建物内に常駐しているところが多くなっている。そのため、セキュリティ面において比較的安心というメリットも。
エントランスや廊下などの共用スペースを、管理人が日中に清掃しているということも珍しくなく、建物全体に管理が行き届いている物件といえそうだ。
■防犯がしっかりされている
物件にもよりますがオートロックが設置されていたり防犯カメラが設置されている物件が多いのも特徴です。
防犯カメラは建物が古い物件でも設置されているケースが多いです。
まとめ
分譲賃貸に住めるかどうかは探すときのタイミング次第です。
一生住もうと思って購入した家を貸しに出す方がでてこないと賃貸で借りることはできません。
家賃は一般的な賃貸物件に比べ少し高くなるケースが多いですが充実した設備での賃貸生活が送れますので是非、探してみてください。
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